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2009年12月18日

マイホーム破綻は防げる!Ⅲ

10年前に旧公庫から住宅資金を融資された方は

10年固定金利から変動金利に移行するとおもわれ

4.1%の金利が適用されると推測されます。

マイホーム破綻は防げる!Ⅲ

以下は住宅ローン借り換えを前提とした試算でありますが

概算であり、返済の設定や適用金利はおおよそのものであることを

お断り申し上げます。


① 融資決定時の借入金額:3,000万円

② 借入期間:35年

③ 金利 当初10年固定 2.5% 以降4.1%(H21.12現在基準金利)


当初10年は毎月約10万円の返済でしたが、変動金利に移行しますと

毎月12万円の返済、つまり2万円増の支払い負担が生じます。

ただでさえも不況の中、企業存続のあおりを受けたサラリーマンがボーナス無し

給料減俸、おまけに首に刃物を当てられた状態で、まさかや!、です。

しかしこれをローン借り換えするとどうなるでしょうか?

A.借入残高:2,400万円

B.借入期間:35年

C.適用金利:2.9%(県内地銀)固定10年 以降変動金利

返済期間が延長されますが毎月約9万円の返済となります。

約3万円の差額が返済に現れます。

もう少し言えば、仮に1%台(あるかどうかは不明)で

借り替えたりできれば5万円以上の差額が出るかもしれません!

ちなみに返済総額ベースでは数百万円違います。

ただし借り換え手数料が発生しますので、現金は必要であります。

(金額は銀行によって違うみたいです。)

このように借り換えをしたほうがよい場合と、そうでない場合も

ありますので十分試算した上で、ご検討することが肝要です。









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Posted by L.S.M at 10:23│Comments(0)FP
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