不動産取引・建築設計施工＠沖縄

日本経済は高度成長から成熟期に

入り、生めよ増やせよ、建てろ壊せ

という時代は終わりました。

季節でいえば、秋。

国の政策は少子化問題からリサイクルまで

建設行為に関わるものが最近多い。

ＥＣＯについても然り。

そのような中で住宅は品質が問われ、かつ対自然に

負荷をかけない、という性能が必要になりました。

現在住宅の寿命（性能面ではなく陳腐化）は約３０年。

ローンが終わる頃また建て替えが始まる。

これが一般的な住宅の運命です。



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ところが２世帯住宅は２世帯が１回転で入れ替わる

とすると約６０年建物を維持する必要がある。

また間接的に血縁でない人も途中で生活に参加したりする。

しかし時の経過や世帯主の趣味と共に間取りが

そぐわなくなったりもする。

前置きが長くなりましたが、それらを踏まえて

２世帯住宅の家作りのポイントとなるのは

①　住まい方を考えて建物形式を決定する。

②　６０年維持できる建物性能が必要。

③　女性にやさしい家作り。

④　リフォーム、コンバージョンに対応可能な作り。

⑤　ＬＣＣ（ライフ・サイクル・コスト）の導入

などが考えられますが

特に重要なのは③の

女性にやさしい家作りではないかと

思います。

不調な日本経済の真っ只中、共稼ぎは必至

でも家事は減らない・・・

甘えん坊将軍に暴れん坊将軍たち

塾の費用（これは関係ないね、笑）

しかしこれらは空間デザインや間取り

発注方式によるコストダウンなどで

可能だと思います。

次回は②の「６０年維持できる建物性能が必要」を

考えてみましょう。

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